実家でほったらかしにしていたiMac 27 inch Mid 2010を引き上げて来たものの、新居でも放ったらかし状態だったので年末年始を使ってチューンナップすることにした。
チューンナップポイント
チューンナップ項目は以下の通り
・HDDをSSDに(Intel500GB)
・DVDドライブをHDDに(東芝1TB)
・メモリを16GBから32GBに(Crucial-Micron製 8GB×4)
なんだかんだで3万ぐらい掛かってるけど、新品買うお金は無いので目をつぶる事にする。CPUはかなり旧式ですが一様４コア８スレッドのCore™i7-870です。デザインとかはもう一切やってなくてPythonとVM経由でWindowsが動けばいいやぐらいのノリなのでコレであと４年ぐらいは頑張ってもらえると嬉しい。
imacの改造については他サイトで多数報告があるように、吸盤的などでフロントガラスを持ち上げ、中の配線を丁寧に外して、あとはアタッチメントなどを使い、HDDの交換を行えば良い。結構大変なので半日ぐらいを見ておきましょう。あと配線がまじで細いので、無理に引っ張るとiMacがあの世行きになるので本当に注意して行ってください。
メモリに関しては公式では16GBしか出来ないと言われているんだけれど、 Core i5/i7モデルでは実は32GBまで拡張が可能です。
マウンタについては、格安のものがいくつかあるけど、幅が合わなかったりするようで、同じので良ければ以下を参考にしてください。
・HDDをSSDに載せ替えるためのマウンタ
追加のケーブルは必要なく、これ１つでOKです。純正HDD温度センサーがSSD交換により余ってしまいますがゼムクリップなどを加工して端子にツッコミ適当な場所に格納しておきましょう。
・DVDドライブを2.5インチHDDに載せ替えるためのマウンタ
SSD変更後のOSの再インストール
最近の、といってもしばらく経つが、近ごろのMacではOSの再インストールはインターネット経由で実行することができる。
とはいえ、この端末はそれらに対応していないので、一度初期OS=SnowLeopardをインストールメディアからインストールさせて、希望のOSまでアップグレードする必要がある
いつも忘れるので以下は手順のメモです。
- SnowLeopardのDVDを入れた状態でMacを起動、ユーリティ(正確にはディスク上からのディスクユーティリティ)に移動しディスクをフォーマットする(SnowLeopardのインストールはしないので注意。)
- SnowLeopardをクリーンインストール、その後OSアップデートを行うが、SnowLeopardを最新にする必要があるので左上リンゴマークから更新が出来なくなるまで繰り替えす（厳密にいえば統合アップデートさえインストールすれば問題なさそう）
- 今回は手持ちのソフトウェアの都合上 OSX El Capitan をインストールしたいのでAppleのサイトにアクセスしダウンロード。
- ダウンロードしたdmgファイルを解凍し実行すると、一見なにも起きていないようだが、アプリケーションフォルダにOSX El Capitanのインストーラーが作成されているのでクリックする(USBインストーラーも作ったけどこの端末だけクリーンインストールできなかったのでこの方法にしています)、あとは画面の支持に従ってOSをアップグレードする。
本当はクリーンインストールしたかったけど、まぁ１回上書き程度なのでゴミファイルも少なそうだし(適当)良しとしましょう。
結果
再インストールが完了したら一応PRAMクリアを実行してOSを立ち上げます。いつものようにリンゴマークから「このMAｃについて」を選択すると・・・・メモリが32GBに
ちゃんと認識されていますね。ちなみに使用したのはCrucial(Micron製)のPC3-12800(DDR3-1600)です。MacがPC3-10600(DDR3-1333)を使えと言って来ていますが速度が出ないだけなので無視しましょう。メモリのスペックは誤差の範囲で体感できる人はそうそう居ないので、最大容量のほうが大切です。
SSDとHDDも無事認識されています、DVDドライブを取り外して増設した2ndHDDは2TBが良かったんですが東芝の2.5インチでは規格がなかったので諦めました。まぁ写真を大量に突っ込みたいなら外付けHDDでも使いましょう。
Macはいくつか持っていて、このiMacはお蔵入り寸前だったのですが、振り返れば一番爆速のマシンになってしまった気がします。VMでWindows10動かしても下記の通り、あと10GBぐらいは余裕がありますね(感動)
今年で10年落ちの機種ですが向こう更に10年は使います！！！
