・・・ってことでガジュマルを種から育てる事に。似たような事を考えている「観葉植物は幹が太いほうがいいんじゃ!!」って人のために育成日記を残しておきます。

種の仕入れ

間違いなく近所には売ってないのでネットで入手しました。本当は希少品種であるパンダガジュマルの種が欲しかったんだけど、お高いので今回は普通のガジュマルで挑戦します。料金は600円ぐらいでした。

本当に立派な幹のガジュマルは2〜3万はくだらないので、まぁちゃんと育ってくれればかなりお得かと思います。

下準備

ガジュマルの種は丸い外皮の中に数十粒入っています。今回は既に外皮を取り除いたものが届きました。

ガジュマルの幹を太くしたい⇒実生(種)から育てないとだめです。

通常ガジュマルの種は発芽を抑制してしまう油分?成分?によりそのままでは発芽しないのですが、自然界では、鳥たちがこの種を外皮ごと食べ(胃の中で消化液で種が発酵され)排泄物とともに吐き出されます。糞に混ざった未消化の種子は土に帰りやがて芽がでます。

つまりこの自然界の状態をなるべく再現しないといけないらしいです。

人間が食べるわけにもいかないので、方法としてはぬるま湯につけて手でこすり洗いをすればいいらしい。プラパックにぬるま湯をはり、つまみながらこすり洗いを行います。

ガジュマルの幹を太くしたい⇒実生(種)から育てないとだめです。

ある程度洗ったら茶こしなんかで水を捨てれば良いのですが、園芸用で使える茶こしが手元になく、子供が使ってる金魚すくいの網(ダイソーのおもちゃ)で余分なお湯を捨ててしまいます。

ガジュマルの幹を太くしたい⇒実生(種)から育てないとだめです。

種まき: 2020/2/28 – 1日目

下準備が完了したらいざ種まきです。金魚すくいから上げた種をメデネールに数分漬けておき、細かい赤玉土を詰めたパックに移します。ガジュマルは好光性種子といって、光を好むので覆土なしで蒔く感じで構いません。

ガジュマルの幹を太くしたい⇒実生(種)から育てないとだめです。

また容器について、今回使ったのはミニトマトのプラ容器ですが、蓋がついていればなんでも構いません。蓋を閉めることによりプチ温室部屋が完成し発芽に必要な高温多湿状態を強制的に作り出すことができちゃいます。卵のパックなんかでも良いみたいですね。蓋がない場合はラップをかぶせておけば良いでしょう。

ガジュマルの幹を太くしたい⇒実生(種)から育てないとだめです。

更に次は温度管理です。

種まきをしたのがこの記事を書いている2月末(関東です)なので最低気温は5°、最高気温も15°程度しかない我が家の環境ではガジュマルの発芽に必要な20°〜という環境には到底届きません。

本来は夏まで待ったほうがいいのですが、待ちきれないので、冷え込む夜間は床暖房を使って温度を20-30°付近まで管理することとします。

温度が上がりすぎても、下がり過ぎても良くないので、発泡スチロールやダンボール、新聞紙を使ってきちんと管理をすることが大切です。

ガジュマルの幹を太くしたい⇒実生(種)から育てないとだめです。

芽よ、出るか・・・・続く。