葉がボロボロに落ちてしまった我が家の銀マサキ。よく見てみると銀マサキの葉や幹に白い粒が、、これや噂に聞くカイガラムシでは・・・・・たしかに日当たり悪いところで気になってましたがいつの間にかこんなにビッシリ侵されているとは。。

カイガラムシ 薬剤

※写真は爪で擦り取ったあとですが、葉の裏にもたくさんついています。 当初は日当たりの悪さによる葉の変色かなと思っていたのですが、爪でそぎ取るとこの通り、、黄色味がかった液体が出てきます。

カイガラムシ 薬剤

丁寧にそぎ取っても良いですが、かなり効率が悪いので、薬剤散布で様子を見ます。普通のマサキにはカイガラムシはついていなかったので銀マサキに付きやすいのだろうか・・・・それにしても気持ち悪いですね。。

 

追記: そぎ取ってもこぼれたカイガラムシから繁殖するらしいので完全な駆除が難しいらしく、やはり薬剤による駆除が好ましいとのこと。

・オルチオン乳剤

オルチオン乳剤とはオルトランとスミチオンの混合乳剤です。速効性と残効性が特徴の浸透移行性殺虫剤です。 ※浸透移行性殺虫剤とは・・・根や葉から吸収された成分が植物体内をまわりそれ自体が殺虫効果を持つ薬剤のことです。

・オルトランDX粒剤

事前の予防でしたらオルトラン粒剤を。ただし背の高い植物は効きづらい(=根から吸い上げた成分は100cm程度しか効かない)とのことですので、下記に紹介している粉末(水溶液タイプ)を希釈し葉や茎に散布することをおすすめします。

・オルトラン 水溶液

水溶液が葉に吸収される前に流れてしまうので散布は雨が降らない日にやりましょう。以前シルバープリペットの害虫駆除の記事で紹介しているので宜しければご確認ください。少し余分に作っておいて余った水溶液は土壌表面にも散布すると良いとのことで毎回そうしています(比較したことはないが効いている気がする)

 

・カイガラムシエアゾール

カイガラムシだけの駆除でしたらこちらの専用品を。植物をたくさん植えている私みたいな環境でしたら、オルトランはかなり汎用性が高くいろいろな場面で利用するので、専用品は買わず先ほど紹介した水溶液を常備しておくのが良いでしょう。

薬剤の違いについては住友化学のHPを参考にしてください。 https://www.sc-engei.co.jp/resolution/pestanddisease/photolist/details/1212.html

早く元気になりますように。。