これから一戸建てを購入して、床暖を入れようか悩まれている方のためにメモとして残しておきます。

最も寒かった1月のガス料金は16,000円でした。

住友林業:床暖房使用時の冬場の電気使用量について

私の住んでいる1月の平均気温は、最高10°/最低2°という結果でした。雪も1回ほどパラついただけでしたが、朝方と夜だけはやっぱり冷え込みますね。

さて、ぶっちゃけいくら掛かるの?ってのが、気になるところだと思いますので、検証のために丸一ヶ月床暖を使用してみました。結果は上記の画像のとおり、約16,000円という結果でした。8月のガス使用量が4,000円ぐらいなので(夏場はエアコンで電気代がかかりますが)約4倍!!!!!意外と高い!!!

また、参考までに前提条件は以下のようなイメージです。

  • ガスを使用している家庭用器具は床暖房・給湯器・食洗機・お風呂・コンロの5種
  • お風呂は毎日新しいお湯をはります
  • 食洗機は一日2〜3回可動します
  • 家族人数は3人である。
  • 床暖は朝3時間、夜間6時間の一日平均9時間の使用。これを予約入力しておき、毎日使用します
  • 床暖房の強さは8段階中4を使用します。
  • 床暖対象はリビングの17.5畳です
  • 他の暖房器具は使わないものとします

ちなみに電気代は電気代で1万円ぐらいでした。。一人暮らしでワンルームのときは1.5万もあれば電気ガス水道が払えましたけど、家の広さや居住人数に比例してランニング費用はかさみますね。致し方なし。

ここが良かった床暖房

出費がかさむのはさておき、床暖房の一番の良さはエアコンと違って空気が乾燥しにくいことです。部屋全体が下から温まるので素足で無垢の床材にゴロゴロして心地よい冬をすごせました。

※無垢の床材は床暖対応の挽板(ひきいた)というものを使用しています。厳密には無垢ではないのですが、突板よりは丈夫に貼り付けている無垢の木の厚みが分厚く、かつ無垢に比べ床暖使用時の板の反りが起きにくいスグレモノです。※見た目と歩いたときの感触も無垢そのものです。

導入前に認識しておくこと

おそらく今ハウスメーカーなどで家を購入される方は、エネファームなどの家庭用燃料電池が、補助金のおかげでほぼ無料〜50万円程度で設置できると思います。

注意すべきは、故障後の買い替えを自分で負担しなければいけないことです(2019年現在の流通価格は150万前後)

寿命がおおよそ20年。とのことですので家の各種修繕積立金として忘れずに貯金しておくことをおすすめします。20年後はもう少しお安くなっていることを願います:(

※妻は床暖導入を非常に喜んでおりますので、私は仕事をがんばります。はい。

宜しければ参考にしてください。