洗濯機からなにやらガラガラ嫌な音が・・・・・一時停止を押して手を突っ込んでみると妻のiPhoneが見事に洗浄されていました!!!
経緯
妻はお風呂が好きである。なので本やiPhoneなど色々なものを持ち込む。
気をつけてはいるらしいが、ある程度「お風呂時間」を満喫したら、浴室外にポイッとiPhoneや本を避難させる・・・・そう投げても衝撃が少ない洗濯物ボックスの上に。。。
結果翌朝iPhoneが埋もれている洗濯物ボックスごと、洗濯機にエイヤーと投げ入れ、気づいたらもうそのときはiPhoneが水没しているのである。
今までは最悪エイヤー!の時点で気づいていたのですが、iPhoneさんがいい感じに衣服に包まれ、怪しい音はしなかったんですよね。
直し方
凹んでいても仕方がないので、いざ救出作戦へ。最悪データだけ抜きだしたいとのことだったのでスピード重視で取り掛かります。
お米や乾燥剤と一緒にiPhoneをZIPロックなどに密封し・・・・というような情報はネットでも多々実験されているが、ほぼ密封に近いiPhoneの中に入った水は中々乾燥しないのでは?と考えた。
なので手持ちの工具で全面パネルを剥がしてみる、外し方は充電ケーブルを刺す横に2本小さいネジがあるので、これを専用工具で外し、全面パネルを吸盤(100均とかでOK)を使って持ち上げる。隙間ができたらパネルを本体の脇にプラスチック製の板などを挟み込み、パネルを持ち上げる。
メイン基盤と全面パネルにコネクタが2本(本体向かって上下1本づつ)つながっているので切らないように注意しよう。
このままコネクタを外して、全バラしてから洗浄⇒乾燥させればおそらく直るっぽいが、以前やったときにかなり面倒だったので、このまま内部にドライヤーの熱風をあて乾燥させることにした。
※一応水道水の不純物(ミネラルとか?塩素?)が非常に良くないらしいので、届く範囲は綿棒やティッシュペーパーを用い、精密機械用のアルコールで拭き取りを行いました。こんな時のためにジャブジャブつける洗浄液なんてものが売ってるらしいけど、バカ高いので今回はスルー。海水とか温泉とか泥水に落ちた場合はやっほうがいいと思われます。
水分が残っており、ショートさせたら終わりなので、10分ぐらいしっかり目に熱風を当て続けます、本体が金属なのでアッチッチ!!となるぐらいまでやっちゃいましたが、他の精密部分が壊れる可能性があるので本来は適度にやったほうが良いでしょう(ヒートガンほど表面温度あがらでしょ・・・と自分のiPhoneではないことを良いことにけっこう雑に乾かしてます)
触った感じも特に濡れている部分はないので、電源をつなぎ起動・・・(この段階では成功しない可能性もあるので本体は組み直さなくてよい。)
なんと・・・無事に起動出来ています!!! よく見ると全面パネルと液晶の間にちょっと水残ってるけど、善は急げと、このままパソコン上のiTunesや外部アプリケーションとつなぎ中にあるデータを全部バックアップします。これでひとまずデータの救出は完了です。
次に全面パネルと液晶の間にちょっと残った水をどうにかしようと思ったのですが、これがまた面倒なので、ここで初めて乾燥剤の登場です。海苔かなんかについてた大きめのシリカゲル的な乾燥剤ととものiPhoneをZIPロックに放り投げます。
この後、数日放置⇒水滴がなくなっていることを確認⇒元通りに組み上げ。
無事にiPhoneは救出され、今のところ問題なく動いています!!!液晶に多少ムラが残りましたが、まぁ合格圏かと。
分解作業に慣れていないと失敗する恐れがありますが気をつけてやればできるかと思います。自己責任でみなさんもお試しを。