情報が少なく購入を検討されている企業様もいるかと思いますので勝手にレビューします。

価格・機能も含めた比較表があれば本来分かりやすいのですが、それは後日ということで。

ライセンス費用

スターターライセンスとエンタープライズライセンスに分かれます。

・1:スターターライセンス

・1ユーザーの年間60万
・最低5ユーザーの契約が必要
= 年間300万程度となるようです。

・2:エンタープライズライセンス

契約形態に依存しますが(モデリングを複数並列処理するのにマシンの割り当てが違う為とか色々理由はあります)約1000万ほどをみておけば良いようです。

尚、エンタープライズライセンスは基本企業向けなので初期導入時に研修も行ってくれるみたいです。

GUI操作なのである程度はドキュメントを見れば理解して操作が可能ですが、AutoMLと言えど機械学習で良く使われる評価指標やアルゴリズムが沢山でできますので、研修はしてもらったほうが良いと感じました(データサイエンティストではない人が使用する想定の場合は特に)

尚、基本クラウド側で処理するのが一般的ですが、オンプレ版も用意されているとのこと。

個人情報保護法の関係やレギュレーションルールの関係でクラウドに解析対象のデータがアップロードできない会社向けに用意しているみたいです(親切やな!)

ドキュメント

ドキュメントとラーニングガイド(動画)があります。導入に前に見ておくと世界観をインプットできます。

ドキュメント

コミュニティ/ラーニング

どこまで自動化できるか?

基本的に1ユーザーIDに対し、変数が横済みになっていれば他の作業は必要ありません。

縦済みのトランザクションデータはSQLやETLなどを使用し、横済み変換しておきましょう。

欠損値の処理、ダミー変数への変換、多重共線性を回避する為の変数選択(特徴量エンジニアリング)、データの標準化なども自動で行ってくれますので(まじかよ・・)基本的に本当にAutoです・・・。

後記

AutoMLに関してはどこの製品も頑張ってアップデートしていますので大きな差はない印象でしたがdatarobotはアウトプットの解釈が分かりやすいですね。

価格に関しては受け手の問題ですが、枯渇している機械学習エンジニアの代わりに月100万程度でAIプラットフォームが利用できると思えば、けして高額な価格ではないような気がします。

※ちなみに私も会社在籍時人月200万ぐらいだったのですが(そんなにスキル高くないけど・・)、業務委託一人雇うよりは遥かにお安いです。

その他気になったことあればアップデートしますので覗きに来てください。