Pythonを昨年ぐらいから始めているのですが、グラフの描画に外部ツール「gephi」を使っている同僚がいて、その描画力の高さに感動してしまったのでここにメモとして残しておきます。

gephiってなんなん?

GephiはNetBeansを基にしてJavaで組まれた、ネットワーク解析及び可視化用オープンソースソフトウェアパッケージである。 ニューヨーク・タイムズの世界的利用状況や社会的混乱時のTwitterのトラフィック状況の可視化、その他従来のネットワーク解析など、大学やジャーナリズムなどの研究に利用されている。 GephiコンソーシアムはGephiの開発を支えるフランスのNPOであり、パリ政治学院やLinkfluence、WebAtlas、Quidがメンバーとして加わっている。LinkedInのInMapsに影響を受け開発された。
参照-Wikipedia

なんかすでにカッコいい・・・

※ちなみに読み方は「ゲフィ」と読むらしいです。

サポートされているファイル形式

公式ページにも記載がありますが以下となるようです。

  • GEXF
  • GDF
  • GML
  • GraphML
  • Pajek NET
  • GraphViz DOT
  • CSV
  • UCINET DL
  • Tulip TPL
  • Netdraw VNA

尚、ノードの位置、色、およびサイズの属性を認識できるのは(いわゆるカッコいい3次元以上のグラフデータを描画したい場合)GEXF、GDF、GraphMLのデータを使う必要があるとのこと。

gephi本体ファイルのダウンロード

https://gephi.org/users/download/

インストールして起動すると「Can not Find Java 1.8 or Higher.」とでてしまう

エラーの警告どおりJavaの確認をしてみます。

うん、入ってます・・・・で結論64bit版のjavaが必要らしい

https://java.com/ja/download/manual.jsp
からWindows64bit版のJavaをインストール、古いバージョンは削除します。

起動

無事できました。

サンプルデータセット

データが手元になくて、とりあえず今すぐ試してみたいんじゃ!という場合は以下のページにサンプルが公開されています(神!!)

http://oss.infoscience.co.jp/gephi/wiki.gephi.org/index.php/Datasets.html

チュートリアル

日本語マニュアルないの?とおもったら・・・・ありました。スライドシェアにまとまっています。

日本語版チュートリアル(slideshare)
原文チュートリアル(slideshare)

また日本語版のslideshareにアップされているパワーポイント資料はここのページからPDFでダウンロードすることが可能です(ありがたす・・)

まだ使い慣れていないので、また後日まとめの記事を描きたいと思いますが取り急ぎインストールの方法でした!