子供に限ったことではないですが、幼児期の場合は車内で酔ってしまったり、最悪の場合嘔吐してしまうことが多々あると思います。
新車で買った車なのに・・・レンタカーなのに・・・・と落ち込む事は致し方ありませんがまずは処置を優先しましょう。
まずは残留物を徹底的に取り去る
お子様が嘔吐してしまう場合、親御さんが手や袋でキャッチしようとしても、なかなか間に合わなかったり、受け切れなかったりすること大半でしょう。
まずはシートやシートベルトに付着した嘔吐物(いわゆるゲロ)をウエットティッシュ、タオルなどで徹底的に拭き取ります。消化が進んでいる場合はほぼ液体かと思いますので、思いのほか「シートとシートの僅かな隙間」や「シートベルトのホール」などをつたって、床下までいる場合が多いです。
この残留物が残っているといくら消臭してもツーンとしたいわゆるゲロ臭さが消えませんので、隅々まで必ず取り除きましょう。
匂いの除去と除菌
次に熱して固く絞ったタオルにエタノールなどを染み込ませて、汚れたシートなどを除菌します。手指消毒用などの入手しやすいもので構いませんのでエタノール濃度の濃いものを使用しましょう。バケツがあれば何回か濯いでおなじ作業を繰り返しましょう。
※匂いの元は菌や残留物そのものにありますので「ファブリーズ」や「リセッシュ」などの消臭剤では匂いをマスクするだけで、かえって匂いが混じり合い、逆効果です。
次に希釈した重曹スプレー(コップ1杯200mlに対して重曹小さじ2杯程度)を振りかけながら、先程の動作と同じように、熱したタオルを使用して汚れたシートなどを拭き取ります。
一度では取り切れない匂いの場合は2-3日かけて、重曹スプレー>>濡れ拭きの作業を繰り返してください。
最後は換気
冬では少々つらいのですが、出来るのであれば、窓を半開~前回にして車内を換気します。停車している状態で換気する必要があるのであれば以下の方法も有効です ※そんなに強くドアを閉めなくて良いです。
本来は、シートを外して丸洗いするのがベストなのですが、最近の車はシート下に配線が回っていたりするので(乗車中のシートでシートベルトが湿られていないと検知して警報を鳴らすものとか)一般の方では取り外すのが困難かと思います。
もし車内に嘔吐してしまった。。という方はぜひお試しください。