Windowsのシステムが破損して不具合が生じてしまった際に、復旧の手段として「システムの復元」が存在する。あらため設定しておいた復元ポイント(復元日時)までさかのぼって正常な状態までシステムを復旧するものだ。
ところがこのシステムの復元、Windows10になってやたらと時間が掛かるとの事で有名な機能になっているようだ。
基本的に一度復元を始めたら後戻りはできない。
システムに破損具合と復元ポイントの遡り具合にもよるのだが一度復元を始めたら後戻りはできない。復旧には最大24時間〜掛かるとのことで、基本的には作業しない深夜帯や休日を狙って復元を行うこと推奨する。
予備機があれば問題はないもののメイン機が復旧対象のパソコン1台しかない場合があらため各種バックアップを外部HDDなどに行っておこう。
復旧が進んでいるかの確認方法確認方法
私の場合は、夜間に復元をかけ、明朝パソコンを見てみたのだが、全く復元が終わっていない・・・・この時点でかれこれ12時間以上が経過していた。
画面をみると「レジストリを復元しています」とメッセージが表示され、なにやら進んでいるのか・フリーズしているのか分からない不安になってきた。
一応デスクトップケースのランプ(ハードディスクマークの横にあるLEDランプ)が数秒間に一度点滅しているので、フリーズはしておらず復元を試みているのはわかるのだが、様子を見つつもすでに15時間くらいは経過していた・・・
どうしても終わらなかったら故障を覚悟で強制終了を
(あと数時間で復旧しそうな気もするけど)・・・・全く復元が終わらないので強制終了することにした。データはNASに上げているし最悪壊れたらリカバリーを実行して設定し直せばいいやと。
と言うわけで・・・・・
電源長押しファイナルアタックーーーーー!!!
起動ボタンをポチッとな・・・・・・・・ん、起動しない、、、、とおもって数分放置した結果
無事に立ち上がりました。どうやら復旧前の状態の戻ったらしい。
①レジストリ修復 ⇒ バグファイルを削除しながら修復
②レジストリ修復 ⇒ バグファイルを一度別領域へバックアップし本体の復元を開始 ⇒ 完了すればバックアップファイルを削除、完了しなければバックアップファイルを本体側へ戻し実行前の状態に戻す。
開発してないのでフローが不明なのだけれど、②だとしたら今回みたく強制終了しても無事起動することや、復元にやたら時間が掛かることも納得できる、どうなんででしょうねこのへん。
というわけで、システムの復元は成功しませんでしたが、強制終了後無事元の状態に戻りました。おかしくなったシステムは別途原因を探って直しておきました(最初からそうすればよかった)
強制終了は自己責任になりますが、同じ症状の方、参考にしてください。