頑なに通常のコマンドベースでしか書いてなかったのだけれど。.ipynbファイルでの社内共有が主流になりつつある(涙)ので、仕方なくJupiter環境を作ることに。

dokerで作っても良いのですが、出来るだけシンプルにしたかったのでminicondaをインストールします。

※Rや謎ライブラリが1000種類入って3GBもHDD食われてもいいよ!って方はanacondaをポチっとしてください。

minicondaのインストール

対応はWindows,MacOS,Linuxとなっている。
https://docs.conda.io/en/latest/miniconda.html

Pythonの旧バージョンを利用したい場合は、以下のアーカイブ(過去バージョン置き場)からDLできる。
https://repo.anaconda.com/miniconda/

尚、通常のPythonと共存はしないのでアンインストールはしなくて良いがpipコマンドとcondaでのインストールでたまにバグるときがあるので注意しよう。

下記のはてなブログの方が丁寧に解説してくれています。

参考:condaとpip:混ぜるな危険

condaの使い方

基本的にpipをcondaに置き換えれば構文は同じらしい。まずは初期インストールのまっさらな状態でlistコマンドを叩く

・インストールライブラリの確認

結果↓↓↓

うむ、なぜかHTTPライブラリであるrequestsとかが入っているけど、余計なものが入っていないのは気持ちいいですね。昔はもっと少なかった気がしたけど・・・

・ライブラリのインストール

conda installに続けてライブラリ名を叩けばよい。

とりあえず事前にpip listしておいた一覧を(50個ぐらしかなかった)すべてインストールしておきます。

・ライブラリのアンインストール

conda uninstallに続けてライブラリ名を叩けばよい。使わない場合は削除しましょうね。

・jupyter notebookの起動

事前にCDコマンドでディレクトリの移動をしておき、Jupiterを起動させます。

デフォルトではお気まりのポート8888が割り当てられているようです。ターミナルに表示されたトークンのパラメーターがついたURLを用いブラウザでアクセスします。

・jupyter notebookの終了

終了するには、JupiterのQuitボタンを押すか、起動したコマンドプロンプトもしくはターミナルにて Ctrl+C を入力すればよい。うまく通ると Shutting down 0 kernels というようなメッセージが表示される。

Jupiterのデフォルトブラウザの変更

会社のWindowsで試したら、IEのやろうがデフォルトブラウザになっていたのでchromeに変更する。

まずコンフィグファイルの作成

作成されたpathのファイルをテキストエディタで開き「c.NotebookApp.browser」の設定を検索(100行目ぐらいにあります)

コメントアウトを外し、以下のように書き換えます。

※上記はwindow端末でのchromeまでのpathなので、ご自身のアプリケーションの場所を指定してください。

再びjupyter notebookを立ち上げるとchromeで立ち上がります。めでたりめでたし。

その他のコマンド

conda update –all #全てのライブラリのアップデート
conda update libraryName #特定のライブラリのみアップデート
conda create -n my-conda python=3.6 #環境作成