Office2010のライセンスを妻のPCにインストールしてしまったので、iMacのVM上のWindows10に入っているOfficeがなくなってしまった・・・・でタンスの奥から引っ張りだして来たのがOffice2007のPowerPointとExcelです。

公式ではサポートは切れているが動作はする・・らしい

標題のとおりですが、マイクロソフトの情報では以下の情報を得ることができます。

Office 2007 (バージョン 12) はサポートの対象ではなくなったため、Windows 10 で機能のテストが行われていません。 ただし、Office 2007 は Windows 10 にインストールされ、動作します。

Office 2007 以前のバージョンの Office はサポートされておらず、Windows 10 では動作しない可能性があります。 Office の最新バージョンにアップグレードするオプションについては、「Office 製品ラインアップ」を参照してください。

つまり、現行のWindows10で公式に動作検証済みのOfficeのバージョンは以下となるようです。

  • Office 365(for Windows)
  • Office 2019(for Windows)
  • Office 2016(for Windows)
  • Office 2013(for Windows)
  • Office 2010(for Windows)

Office2007の公式サポートは2017/10/10で終了しているので仕方がないといえば仕方がないですね・・・・とはいえ高額なOfficeを買い直すつもりは当分ないので遥か昔に購入したバージョン2007をインストールする事にします。

Office2007をWindows10にインストールする。

マイクロソフトの公式ページではインストーラーの配布が終了しており、お持ちのインストールディスクが必要です。ディスクのexeファイルをクリックすると挙動が多少怪しかったのですが20秒後ぐらいに無事インストーラーが起動しました。

※キャプチャはWindows10にPowerPoint2007をインストールしている状態です。

Windows10でOffice2007をインストールする。

プロダクトキーを入力して

Windows10でOffice2007をインストールする。

インストールが完了するまで数分待ちます

Windows10でOffice2007をインストールする。

無事Windows10でも起動が行えました。数ヶ月使ってますが特におかしな挙動はありません。

Windows10でOffice2007をインストールする。

同じくExcel2007も問題なく使えました↓↓

Windows10でOffice2007をインストールする。

Office2007のここが使えない – Excelの場合

Excelはバージョン2007から扱える行数が104万行になりました。そのためExceを使うなら2007以上が最低条件です。後はグラフの種類が最新版では増えているので必要な方は最新版での選択肢が必要になるかと思います。

<Excel 2016で追加されたグラフ機能>
・ウォーターフォール図
・ヒストグラム
・箱ひげ図
・ツリーマップ(マリメッコチャートに似たものですが2軸の表現ができない模様)
・サンバースト(リングチャートや二重ドーナツグラフと呼ばれるものです)
・パレート図

サンバーストは複合円グラフのような図になっており、分析レポートではよく利用されるグラフです。これだけでも2016で使いたいなぁ・・・一応無料のOfficeオンラインではこれらの新グラフは使用できますので、ローカルの古いバージョンで集計などをしたあと、グラフ作成のみOfficeオンラインを使用してレポートを作成する方法もあったりします。

Windows10のビルドバージョンにより、Excel2007でVBA(マクロ)を使えない・・・という話も聞いていたのですが私の環境では特に問題なくアドイン>>VBAの有効化(インストール)によりマクロの実行を行えています。

Office2007のここが使えない – PowerPointの場合

PowerPointに関してはオブジェクトの結合・切り抜き等の作業が2010からの新機能になっているので、提案書作成を主の作業としたい方はバージョン2007ではすこし機能不足と言えそうです。

ま、どちらにしても保有しているライセンスを余らせて置くのは勿体無いのでサブ機のWindowsで使うこととします。

最新版:Office2019の料金目安

サブスクリプションタイプが主流となっている近年ですが現在の永続ライセンスはOffice2019です。以下に2020年1月現在のAmazonでの価格をまとめてあるので参考にしてください。

●Microsoft Office Personal 2019/オンラインコード版

・価格:¥29,788
・インストール可能数:2PC(Win/Macで合計2台可)
・パッケージソフトウェア:Word,Excel,Outlook

●Microsoft Office Home & Business 2019/オンラインコード版

・価格:¥34,787
・インストール可能数:2PC(Win/Macで合計2台可)
・パッケージソフトウェア:Word,Excel,PowerPoint,Outlook

●Microsoft Office Professional 2019/オンラインコード版

・価格:¥59,785
・インストール可能数:2PC(Win/Macで合計2台可)
・パッケージソフトウェア:Word,Excel,PowerPoint,Outlook,Access,Publisher

最上位版のProfessionalは6万もするんですね・・・分析周りだとAccessのスキルを問われる場合がありますが、もはや2GBしか扱えないAccessよりもCloudのDWHを使ったほうがコスパもパフォーマンスも圧倒的に良いので、パワポとエクセルがSETになっているHome & Businessあたりが一番の買いでしょうか。

こちらからは以上です。